マンションのバルコニーにプランターを製作し、植栽をしました。室内のイスに座って外を眺めるとプランターの側面が見えます。バルコニーの平らな壁と比べると、自然石の豊かな表情を楽しむことが出来ます。重さには、注意する必要はありますが、本物ならではの質感を感じます。
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フロントガーデン
リガーデン
お客様の要望は以下のような内容でした。
①雑草の管理が少ないこと
②思い出の植物(ユスラウメ)を残すこと
③将来足元がおぼつかなくなったときのために通路を広く
④破損したテラスの修復
お客様の要望を取り入れてプランさせていただきました。
雑草が生えないようにするために「まさど」を主原料材料で通路を作成しました。自然素材なので将来は土にかえります。通路には花壇やテラスに使用したレンガをアクセントに散らして、馴染むように配慮しました。
奥の花壇にはユスラウメを移植しました。実生の為、数本あったものから根の良いものを選択しました。また、多くの花、果実をつけてくれると思います。残りの花壇は、植物の好きなお客様自身が植えられる場所として残してあります。
テラスは既存の基礎を利用にてレンガで化粧しし、プランターがおける場所として、居間への出入り口として計画しています。
屋上菜園 事例
震災後の庭
暑い日が続いておりますが、皆さまお変わりないでしょうか?
さて、今年は震災・原発事故、と異常事態の中でどう生きていくか、ということが
試されているような日々ですが、お庭での作業を気にされている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
つい先日の高濃度の放射性物質が腐葉土から検出された、というニュースは
ある程度予想はできることであっても、我々にとってもショッキングなものでした。
今年はお庭の手入れをさせていただいていても、例年と比べると異常な程
沢山の花を咲かせる木が多くあり、実を今までほとんど付けたことなかった木にまで
実がなるという現象も見られました。
木はよく弱ると次の世代へつなげるため、花を多く咲かせる、といいますが、
それらの木自体が弱っている訳ではないところを見ると、木は何かしら
異常事態を察しているのではないか?と思ってしまいます。
私たちも庭を造り、緑を自分の好きなように配置させてあたかも人間が主となった
見方をしてしまいがちですが、きっと植物は人間より遥かに敏感で、
自然の中で生き抜く知恵を持っているのだと思います。
放射性物質に関してはチェックがされている肥料や腐葉土を買う、というのも
一つの手でありますが、よほど弱ったり、土が劣化している訳でなければ、
今年は特にそういうものを使わなくてもいいと思います。
地植えの場合は特に、木や草花は環境に合っていれば、適量のお水さえ
やっていれば過保護にしなくてもすくすくと育ってくれますし、
逆に過保護にしなければ維持できない草木は、別の場所に移して欲しい、
もしくはもっと環境に合ったものと変えて欲しい、というメッセージを発してくれるはずです。
今年は決して無理をなさらず、ストレスをためずに植物に愛情を注げる庭や
ライフスタイルに合った庭仕事の形を探るチャンスにしていただければ、と思います。
ミツバチも頑張っています!